質問編「当社以外にどこか受けていますか?」という質問の回答例はこれ!!好景気や不景気の波がありますが、最近では不況が続いたり、災害が起こったりして就職難が続いています。その場合、数社以上応募しているのが普通です。この質問では、御社が第一希望であると伝えよう。
「当社以外にどこか受けていますか?」
神楽 仁
現在の長引く不況は、平成長期経済停滞成長からバブル崩壊といった一昔前の出来事もいまだに尾を引きずっています。さらに、近年ではリーマンショックや新型コロナウイルス感染症、地球温暖化による大災害の発生など私たちを取り巻く労働環境は一変しています。こうした不況続きの状況では、就職活動するうえでは1社だけでなく数社以上受けているのが普通です。私の知人などは30数社の行きたい企業に書類選考ですべて落ちたというつわものもいますが、スキルや経験で見事につきたい職種に就いた人もいます。この質問「当社以外にどこか受けていますか?」の場合は、素直に受けていますが、御社が第一希望です。と伝えることが正解です。
回答編1・・・「当社以外にどこか受けていますか?」
鷹司 巫女
御社と同業の他社を2社受けております。職種も同じマーケティング職です。2社とも結果待ちですが、あくまでも御社が第一希望です。御社で採用していただけるのであれば、他社から内定をいただいても辞退させていただくつもりです。
ポイント
ハル
職種は同じ職種か関連職種が望ましいです。全く違う職種であれば真剣に就活しているのか疑われます。また実際は5社くらい就職活動していても御社と他社の2社くらいと言っておいたほうが無難です。そして、必ず、御社が第一希望と伝えましょう。
回答編2・・・「当社以外にどこか受けていますか?」
榊 龍人
私は、WEBデザイナー職に就きたいと考え、中規模のWEB制作会社を他に2社受けております。ただ、御社は米国企業とも提携開発を積極的に進めており、私も海外と連携したWEBデザイナー業務を望んでおります。これは、他社ではない魅力的な部分であり、海外企業との連携業務に携われることが私の転職動機の1つでもあります。御社を第一希望に考えております。
ポイント
蔵地 マイ
転職の目的をはっきりさせると効果的です。そして応募先企業を優先する理由を明確にすることであなたの企業研究の熱心さも伝わり、面接官も好意を持てます。
複数応募の事実は隠す必要がありません。
宮司 崇
転職活動をするうえで複数の企業を同時に応募することは普通のことです。こうした事実は普通に伝えて構いません。そして、選考が進んでいるのなら「書類は通過した」、「来週の日曜日に2次面接」があるなどと話してもよいでしょう。他社での高評価も応募者へのイメージアップにつながる場合もあります。同業企業は、あなたをかなり欲しがっているみたいだ。と思われると企業側もいい人材であろうと推測できるからです。
御社が第一希望です!は必ず伝えましょう。
大和 乙羽
複数応募の事実は伝えても、必ず応募先の企業が第一希望であることを伝えましょう。そうしないと、他社に決まればウチには来ないと思われてしまうからです。さらに、入社できればどこでもよいといった悪い印象も与えかねません。面接官は、やはり、どうしてこの会社で働きたいのか?そして、長く働いてくれるのか?さらに、活躍して利益貢献できる人材か?といったポイントは必ず外すことができないからです。
社名などは答える必要はありません。
須佐 可夢偉
受けている企業の業種や職種を答えるのは構いませんが、社名を答える必要はありません。「どちらの企業ですか?」と聞かれた場合でも「御社と同業のアパレルショップ」や「全国展開している外食チェーン店」などと社名を控えておくことが普通です。
現在受けている職種・業界と全く別の業界ならマイナスイメージ!!
蔵地 マイ
面接官は、同時応募企業を知ることで転職者の転職意向を確認しているのです。同業他社や同じ職種なら問題はないと思われますが、全く関連性のない業界への転職や経験のない職種への応募なら転職先の選び方に一貫性がないと判断されます。こうしたケースはすぐに見破られます。言い方や表現を上手に使い「嘘も方便」という言葉もあります。相手に悪いイメージを与えないように気を付けましょう。
面接官はここを見る!!
この質問では、転職活動の一貫性を見ているのです。応募している職種や業種が違うのであれば転職活動の熱意がどうなのか?といった点に目が行き、真剣に転職活動をしているのか疑問符がつきます。
宮司 崇
大和 乙羽
面接官は、この質問で他社のあなたへの評価を聞く意図もあります。良い人材は別の企業でも必ず欲しがりますから、応募者の方をどう他企業が見ているのかが気になるのです。
この質問では、内定の時期を考える材料にもなります。良い人材は採用したいので、他社に決まる前に内定をだして弊社に入社してもらいたいと考えるからです。
須佐 可夢偉
→質問編「希望の雇用形態は正社員ですか?契約社員ですか?」
→雑記ブログ「笑って人生」