質問編「あなたの強みは何ですか？」は、見込み者に決め手を探る質問です！

質問編「あなたの強みは何ですか？」は、見込み者に決め手を探る質問です！この質問に込められた意味合いは、有望な人材であると面接官が思った時に最後の決め手が欲しいと思っているときに聞かれる質問です。自己PRや長所と切り離して回答しましょう。

あなたの強みは何ですか？

神楽　仁

この質問では、面接官が質問をしていくうちに要望な人材で採用してもいいかな？と思っているときに最後の決め手が欲しいと考えているときによく聞かれる質問です。

ここまでの自己経歴や自己PRなどとは違って、特に本当の業務上での強みについてお話をしていきましょう。重なるものはいろいろな質問でありますが、業務上の実績やスキル、評価、得意なことなどに焦点をさらに絞って回答するとよい結果がもらえるでしょう。

回答編１：あなたの強みは何ですか？

榊　龍人

顧客との距離が近いアフターケアに重点を置く営業スタイルが私の強みだといえます。今ご利用してくださっているお客様が機器のメンテナンスに来られるのですが、その都度、お話をして現在の状況などをお聞きします。こうした機器のメンテナンスをすることで次の機会にリピーターになって新しい機器を購入していただいています。

どのようなことに気をつけて営業されていますか？

神楽　仁

榊　龍人

補聴器という精密機械ですので、３か月毎にメンテナンスをするようにお客様に促しております。そのまま放っておくと耳垢つまりで聞こえないという現象も多々あります。そうした補聴器の調子を見ながら買い替えの時期に新しい機能や性能の補聴器を提案しています。現店舗での売り上げの７割以上が買い替えによる売り上げです。

回答編２：「あなたの強みは何ですか？」

宮司　崇

私の強みは、総務職として仕事全般に携わってきたことです。総務、人事、経理など社内業務でしたら、状況に応じてほぼすべてに対応できる自信があります。

それはすごいですね。では、当社ではどのように役立つことができますか？

神楽　仁

榊　龍人

今の企業は、御社と同じ規模の会社です。総務部は企業内のなんでも屋さんという自覚を持っています。総務全般から経理、労務管理、社員研修、採用、イベント対応などなんでもこなせます。

ポイント

鷹司　巫女

ここでは、はっきりと業務に直結する強みやスキル、実績を述べましょう。聞かれている内容の意味合いをもう一度考え直して、決して長所や個性などを聞かれているのではありません。肝心なのは、「業務上で何ができる？」ということについて回答できることが望ましいです。

ハル

またこの質問では、採用側が求める人材のスキルや条件をクリアしているかどうかも採用決定のポイントとなります。積極的に業務をこなし、何でもできますというような回答のほうが好印象を得られます。ただし、裏付けが必要ですから、会社内での実績なども織り交ぜると効果的でしょう。

職場で求められる強み・スキルなど

蔵地　マイ

ここでは、実際に応募職種ごとにあったらいいスキルや経験などをピックアップしてみました。すべてではないですが、こうしたスキルを強調することで企業にもアピールできます！！気をつけることは、応募職種とスキルがマッチしていることです。応募職種が営業なのにプログラミング言語を駆使できる。では全くの畑違いです。応募職種に合ったスキルや強みを述べましょう！！

技術・研究開発で求められる強み

一般事務・経理で求められる強み

総務・人事で求められる実績スキル

制作・クリエイティブ職に求められる強み

営業で求められる強み

販売・接客業で求められる強み

企画・マーケティングで求められる強み

大和　乙羽

ここで取り上げた例はほんの一例にすぎません。応募職種に適切な「業務上で何ができるのか？こういったスキルや実績があるからこうした業務をこなせます。」と簡潔に述べれるように自分の経験実績を書き出して、文章を作成してみましょう！！

須佐　可夢偉

こうした強みを述べるケースでもたんたんと述べるのではなく、強調できるポイントに絞って説明できるようにしておくと好印象です。

→質問編「仕事のやりがいはどんなことですか？」でわかる仕事への情熱！

→雑記ブログ「笑って人生」