質問編「前職をすぐに辞めた理由を教えてください。」の場合の模範解答例！

採用時に面接官の最も重視するポイントは、何度も述べていますが、「会社で活躍してくれるのか？」、「長く働いてくれるのか？」といったことがポイントです。ですから、この質問ではなぜ辞めてしまったか？という理由を様々な角度から知りたいと思って聞いているのです。直近の仕事で長く続いてない場合は、まず聞かれる可能性が高いとも言えます。こうした質問に無難に答えれるように準備しておくことが肝心です。必ず、面接官が納得できる内容を答えるようにしましょう。では、以下にその対応方法などを述べていきます。

今働いている部署がA社に買収され吸収合併されることが理由です。私たちの推し進めていたプロジェクト計画が白紙に戻されてしまい、配属先の部署も吸収合併先の部署が受け持ち、今ある部署は事実上閉鎖にされました。

会社からのお話はありましたが、私の考えているキャリアプランとは大きく異なると思いました。今までのスキルをいかせる仕事が続けたく、再度転職の決断をしました。

前職では規模の小さな会社で分業ということを考えるととてもあいまいな会社で手が空いている人が様々な業務をこなさないといけませんでした。個人的には専門職として専門的なスキルを磨きたいという私の思いと大きく違っていたのが理由です。

その当時は、仕事についてなく早く就職したいという思いで就職活動をしていました。その結果、その会社をよく調べずに入社してしまいました。とても反省しています。今回はその失敗もあってしっかりと企業研究をして調べた結果、応募しました。

辞める理由はいろいろありますよね？特に言っていた話と違っていたり、求人広告と書いてある事実が違っていたりそんなことを理由にしたらあまりいい印象には受けられません。それでも原因があるからやめるわけですからそれぞれの原因に絞ってなぜ辞めたのか？という回答を答えられるポイントをあげていきます。

会社側の都合で会社が倒産したり、部署が閉鎖になった場合は、そのままの事実を伝えるとよいでしょう。ただ、注意しておきたいのは、先輩とそりが合わなかった。職場の同僚とうまくいかなかった。などの理由なら新しい職場でもおそらく対応できないのでは？と思われますよ。こうした理由ではなく正当な理由づけを答えましょう。

給与が少なかった場合の理由では、入社前の条件提示とは全く異なっており、聞いた話と月額５万円以上もの差があり、正当な評価が得られない職場だった。

パワハラやいじめを受けた場合の理由では、人間関係のトラブルは自分が被害者でなくても話さないほうが無難だといえます。新しい職場でも同じことでは？とおもうのが面接官の評価です。

会社に入社しても職場の雰囲気にあっていない。自分の思っていた仕事とは違った。仕事の残業が多すぎて辞めたい。などの理由は多いです。事前調査が足りないのは事実ですが、こうしたことを理由に反省したことを述べることが最適です。

就職先が見つからずにとりあえず決まった会社に就職してしまった。やりたい業界ではないが希望職種とは異なる業界職種へついてしまった人も多くいるはずです。２０２０年代も未曽有のコロナ不景気といえますから就職氷河期の学生さんにとってはとても良い条件で入社できるところは数少ないからです。

就職難の時期には仕方ない場合もあります。次こそは失敗できないという熱い思いを胸に業務に対するアピールをしましょう。

第二新卒者は、若さがウリですから元気よくはきはきと明るく爽やかに答えるようにしましょう。それだけでも印象はかなり違います。若さを武器に仕事への熱意をアピールしましょう！！