知っておきたいビジネス用語「粗利益」ってどんな意味ですか？

粗利益とは、帳簿上の売り上げから売上原価（売れた分の原価）を引いた金額です。在庫分の金額などは含みません。わかりやすく言えば、あるラーメン屋を見てみましょう。1杯1,000円のラーメンを売っているとします。ただ売るからには、麺やスープに具材が必要です。こうしたものの原価を売上原価と言います。仮に原価が400円だとしましょう、そうすると売り上げが1,000円で売上原価が400円ですから粗利益は、1,000円−400円＝600円となります。この600円のことを粗利益と言います。実際に設けた利益にあたります。どの商売も粗利益が高いものと低いものがあります。基本的に粗利益が高いものですと儲けやすいですし、粗利益が低いと儲けずらいということが理解できます。どの業種がどれだけ粗利を出しているのかを一般の財務諸表から読み取ってみるのも一つの勉強になると思います。