大企業に勤めるのと中小企業に勤めるのではどっちが得?答えは、大企業のほうが断然お得です!それは福利厚生といった面でも充実しているし、もらえる厚生年金だって賃金が高いほうが多くの年金をもらえます。長く安定したいなら大企業で勤めるのが一番の幸せ!
Contents
大企業と中小企業どちらに勤めるのがお得?
大企業と中小企業では、圧倒的に大企業が有利です。例えば、日本6大財閥といえば、三菱・三井・住友・一勧系・三和系・芙蓉系があります。
これらは、日本の富の半分以上を占めているといっても過言ではない企業グループです。例えば、日本では、モノが流通しますが、そのモノを作るのに必要な原料があります。
こうした原料も国産や輸入物などいろいろありますが、元締めはこの財閥系企業です。さらに、特殊な材料を加工したりする場合もほぼこうした財閥企業が絡んできます。
つまりこれらの6大財閥系グループでは、それぞれ金融・商社・石油・運輸・倉庫・建設・不動産・鉄鋼・非鉄金属・ガラス・土石・繊維・紙・パルプ・化学・薬品・化粧品トイレタリー・自動車・重機械・造船・一般機械・電気機器・ゴム・精密機械・食料品・百貨店・農林業・鉱業などありとあらゆる産業の頂点に君臨している企業がほとんどだからです。
これらの企業がその業界のリーダーだといっても過言ではなく関連会社も含めた1年間の総売り上げは1つの財閥で約50兆円以上にも及ぶといわれています。
これは、中東の国イランの1年間の国家予算以上だといわれています。これだけの一国以上の生産力を持つ日本の大企業グループに好条件(新卒・幹部コース)で入社できたら老後は安泰できるといっても過言ではないでしょう。
なぜなら、東京商工リサーチの統計では、この財閥企業グループだけで年間280兆円を売り上げる計算ですから国内の総売り上げが1335兆円と言われていますから、実に2割近くの売り上げを占めています。
ただし厳しい社内の中での競争などはあると思いますが・・・・ですから私は、最初の就職先に大企業を推薦しているのです!!
ココがおすすめ
大企業に就職すれば会社が倒産することはほぼない。安定した収入をしっかり得ることで安定基盤を手にすることができる!!
大企業の福利厚生は好待遇!!
大企業といえば、勤めあげればたくさんの年金がもらえることです。年収1000万円以上がざらにいる総合商社などでは、毎月の給料水準によって納める厚生年金の金額が違います。
しかし、等級によって将来もらえる年金額が全く違ってきます。
出典:全国健康保険協会「健康保険・厚生年金の保険料額東京都」
1から50等級ある保険料額ですが最高の50等級の保険料額を毎月払い込んでいる社員さんというのは、間違いなく将来もらえる年金額が全然ちがいます。
年収が2000万円以上なら間違いなく50等級です。このクラスですと頭取や社長から役員クラスの報酬です。ここまで上り詰めれば大成功です。日頃の生活も満足でき老後の生活費も安心できます。
皆さんがもらっている年収よりは多いですよ((笑))。こうした表から考えても大企業ですとその業界の独占もしくは寡占企業といって支配していますから利益がたくさんでています。
ですから大企業の社員で幹部コースの社員は給料が高いのです!!また、幹部ではなく一般社員の労働者階級(工場など)でも比較的恵まれた賃金が払われているのも納得ができます。
一方で、中小企業でもニッチに特化した企業ではある程度利益が出せますが、下請け企業などでは決まった額での請負になるために利益は予想を超えることはありません。
ですから、昇給も低くボーナスも低めに設定されているのです。こうした企業構造のカラクリがわかってしまえば、絶対、大企業で働こうって思いませんか?
ただし、注意が必要で儲からない業種や慣例的な業種などは一部この適用が除外されると思っています。まずは、しっかりと儲けがでている巨大企業の幹部コースで入社するを目指すことが老後の安定につながるのです。
さらに詳しく
もらう賃金によって納める厚生年金保険料は違う!たくさん納めれば老後の年金はたくさんもらえる!!
大企業と中小企業では儲けの大きさが違う
企業決算では、貸借対照表や損益計算書を報告することが義務付けられています。粉飾決算でもしない限り100%信用できるものとして扱われます。こうしたものから利益などを見てみれば一目瞭然です!!
トヨタ自動車の当期利益(億円)
出典:ロイター「トヨタ自動車損益計算書」より引用
日本一当期利益が多い会社として知られるトヨタ自動車です。当期利益とは、総売り上げからいろいろなコストや諸経費などを引いたもので、純利益と言われるものです。
つまり儲けて手元に余ったお金のことです。19年3月期も約2000億円近くのもうけが出ています。こうしたもうけが出るのは、トヨタ自動車がすべて利益をとれる体制が整っているからです。
しかし、同じ系列の下請け部品会社などはここまでの利益が見込めるわけでもなく、注文された部品を原材料費と加工費などを計上してもうけを出すのです。
ですから前者と比べれば後者は微々たる利益といえます。こうした産業構造が日本という国であり、資本主義である国の本質だといえます。
要するに、一番上の元締めは利益を独り占めでき、その他の子会社や系列会社は決まった額しか利益にできないということです。
産業構造をしっかりと見極めて就職できれば利益のおすそ分けがいただけるのです。なので、大きい会社の幹部社員は特にボーナスの支給額がいいのです。
ココがポイント
中小企業や零歳企業の注意点
中小企業や零歳企業でも気をつける点があります。99%が中小企業ですが、その中でも上場している企業があります。東証2部やナスダックなど上場している中小企業であれば可能性があるかもしれないということです。
特にベンチャー企業の場合、ボーナスのほかに自社株を譲ってもらえるオプションなんかをつけてもらえれば上場後に株が物凄い金額のお金になって帰ってくる場合もあります。
そうした特殊事例はありますが、一般論的にはやはり大企業が安泰だといえます。中小企業でも上場しているのであれば、一応は信頼性があると考えて大丈夫です。
勿論、賃金水準は低めに設定されています。急な不況下で高騰した賃金が払えなくなり倒産するといったケースもあるためです。中小企業はあまり体力がないですから、今回の例えば新型コロナウイルスの負の連鎖が起きれば業界業種を問わずに影響することはあります。
こういう局面でも生き残っていける中小企業なら長く安い給料で勤めることができます。ご飯は食べることができますが、贅沢ができないという生活になります。
しかし、大企業って一流大学以外の人は幹部コースで採用しないので二流大学や中途採用の方々はこの辺りがほとんどなのだと思います。とにかく中小企業でも上場していれば、信用度を保つためにいろいろなことを改善するようになりますから、ひとまず安心できるでしょう!!
ココがポイント
中小企業でも利益を大きく出す会社もある。そうした企業を見つけ出してみることもO.K!自分のことだからきちんと調べて就職しよう!!
零歳企業や個人経営の店では要注意!!
零歳企業や個人経営の会社などは特に注意が必要です。株式会社は、資本金1円からでも今は設立できます。株式会社だから安心?と思ったら大間違いです。
どういう人が社長でどの程度財務情報を公表できているかいないかで信用度は違います。個人商店の延長線上ですから、福利厚生にまで手をかける余裕がない場合が多く、社長に気に入られない限りそんなに高収入・高福利厚生は受けられません。
逆に健康保険組合に入っているかもわかりません。とにかくまずは、健康保険証がもらえてきちんと運営されている会社であればひとまずは安心なのかもしれませんが、その会社が飛躍的に発展しない限りは、もっと安定した企業に就職したほうが良いでしょう。
日本ではこうしたなんちゃって株式会社がたくさんあります。自分で情報を見極めれるくらいでなければ将来はあまり明るくないといっても過言ではないです。
ちなみに、※1ベンチャー企業の設立5年後存続している企業は約15%、10年後は、6.3%。20年後は0.3%という厳しい数字がでています。
(0.3%という数字は、1000社のベンチャーのうち3社しか生き残っていないということです。それだけの厳しい現実が数字に表れています。最近も「ORIGAMI」というQRコード決済会社が事実上の倒産をしましたが、時価総額数百億の価値から一転して株式1株1円でメルカリに買収されました。おおよそ200万円だったということですが、きちんとした情報を把握することが大切な時代です。)
それだけ長く存続する企業は少ないという現実は覚えておきましょう。私が、なぜ大企業を推薦するのか?それは倒産する確率が低いからです。
ココに注意
長く存続するベンチャー企業は少ないという事実をしっておこう!!つまり会社が倒産すれば、自分の生活も安定しない。次の職探しは歳をとったら探すだけでも苦労する!!
→エンジニアのための転職サイト「TECH STARS AGENT」