退職時や転職時の年金について知って損はしない豆知識!仕事をしている人は厚生年金に加入している場合がほとんどです。転職時に無職だったりすれば国民年金に加入しなければなりません。こうした手続きをわかりやすく解説しました。気をつけておきましょう!
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退職時や転職時の年金について知って損はしない豆知識
国民年金だけでは足りない部分を厚生年金でまかなうことになります。また所得に応じて年金支給額が違いますが、入っておくべき年金です。会社で入っていない場合は、すぐに労働基準局などに相談すべきです。 雇用条件にもよりますが、正社員だったら必ず厚生年金に加入していないといけないからです!!こうした年金に関する知識も個人で学んでおくと便利ですよ。
転職先が未決定、無職になった場合は・・・・
しかし、転職先が未決定の場合は、退職日の翌日から14日以内に国民年金加入の手続きをする必要があります。 年金と国民健康保険は連動性が高いですから、健康保険と同時に国民年金も申し込んでおきましょう。 年金未加入ですと未払い期間ができるので将来もらえる年金額が減額されます。また放置しておけば受給資格が喪失する場合もあるので注意しておきましょう!!
国民年金加入手続き(転職先企業がない場合、失業中、無職など)
国民年金でも再就職すれば厚生年金に!!
国民年金被保険者の種別
1.国民年金
国民年金は、日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満のすべての人が加入するもので、老齢・障害・死亡により「基礎年金」を受けることができます。
国民年金には、「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」と3種類があり、どの制度に加入するかにより、保険料の納め方が異なります。
第1号被保険者
(対象者)
農業等に従事する、学生、フリーター、無職の人など。
(保険料の納付方法)
納付書による納付や口座振替など、自分で納めます。(納められないときは、免除や納付猶予の仕組みがあります。)
第2号被保険者
(対象者)
厚生年金保険の適用を受けている事業所に勤務する者であれば、自動的に国民年金にも加入します。(ただし、65歳以上で老齢年金を受ける人を除きます。)
(保険料の納付方法)
国民年金保険料は厚生年金保険料に含まれますので、厚生年金をかける人は自動的に国民年金にも加入することになります。厚生・共済各制度が、国民年金制度に基礎年金拠出金を交付します。
第3号被保険者
(対象者)
第2号被保険者の配偶者で20歳以上60歳未満の人をいいます。ただし、年間収入が130万円以上で健康保険の扶養となれない人は第3号被保険者とはならず、第1号被保険者となります。
(保険料の納付方法)
国民年金保険料は配偶者が加入する年金制度が一括負担します。
→健康保険の手続きについて!!転職・退職した場合のやるべきこと!