キャリアデザイン

一流大学卒業でも勤める会社が三流企業なら三流の人間になる?賃金は大切!

 

 

 

一流大学卒業でも勤める会社が三流企業なら三流の人間になる?賃金は大切!生涯賃金やもらえる年収によって人生は激変します。高給取りはそれなりにストレスはありますが、得られる賃金が違います。ステータスを保つためにも一流の企業や職種で働くことのススメです。

 

 

Contents

一流大学を卒業しても三流企業に就職したら三流の人間になります。

 

 

 

 

一流大学を卒業した人が、三流企業に就職して三流の人間になるお話をします。結論から言いますと、三流企業勤めだと三流企業の賃金しかもらえません。

 

 

年収や生涯賃金にも差がでてきます。結果、三流の人間になるというお話です。私たちが何の為に難しい大学に入学して卒業し、就職するのかを考えてみましょう。

 

 

それは、高給という賃金を得るために出来レースを演じているわけです。最初に入る会社が一番肝心なのは、日本社会が独特の文化だからです。

 

 

いわゆる海外組のように自由に転職しても高給のポジションにつける仕事が限られていることが原因の1つだといえます。

 

 

日本人の企業規模別平均給与

 

 

 

(第1表) 企業規模別の平均給与

区分

平均
給料・
手当
(a)

平均

賞与
(b)

平均

給与

賞与

割合
(b)/(a)

10億円以上の事業所を
100とした場合の指数

参考

平均給料
・手当

平均
賞与

平均
年齢

平均勤
続年数

(企業規模)

個人

千円
3,131

千円
433

千円
3,564

%
13.8

59

22


42.4


12.2

1,924

324

2,247

16.8

77

39

47.0

13.5

2,341

362

2,702

15.5

51

21

45.4

13.1

2,000万円
未満

4,528

637

5,165

14.1

85

32

44.6

12.0

2,281

304

2,584

13.3

91

36

44.7

9.3

3,730

518

4,249

13.9

81

30

44.6

11.0

2,000万円以上
5,000万円未満

4,355

896

5,251

20.6

82

45

43.2

11.8

2,128

401

2,529

18.8

85

48

41.5

7.6

3,625

734

4,359

20.2

78

43

42.6

10.4

5,000万円以上
1億円未満

4,422

1,106

5,528

25.0

83

55

41.4

12.1

2,175

496

2,672

22.8

87

59

39.7

6.8

3,722

916

4,638

24.6

80

53

40.8

10.4

1億円以上
10億円未満

4,728

1,432

6,160

30.3

89

71

40.7

13.5

2,265

621

2,886

27.4

91

74

36.5

6.9

4,000

1,192

5,192

29.8

86

69

39.4

11.5

10億円以上

5,312

2,005

7,317

37.7

100

100

40.5

17.1

2,499

840

3,339

33.6

100

100

35.6

8.4

4,628

1,721

6,350

37.2

100

100

39.3

14.9

4,760

1,272

6,032

26.7

90

63

42.2

13.7

2,288

510

2,798

22.3

92

61

40.3

8.1

4,005

1,040

5,045

26.0

87

60

41.6

12.0

その他の法人

4,413

804

5,217

18.2

83

40

45.7

12.2

2,488

539

3,027

21.7

100

64

43.3

9.4

3,521

681

4,202

19.3

76

40

44.6

10.9

合計

4,624

1,146

5,770

24.8

87

57

42.8

13.4

2,296

493

2,789

21.5

92

59

42.1

9.2

3,767

906

4,673

24.1

81

53

42.6

11.8

※国税庁ホームページ「企業規模別の平均給与」より引用

 

 

国税庁の統計で第1表のような賃金水準です。これには、個人企業から資本金によって従業員の年収推移が違うことが理解できます。

 

 

おおよそ日本人の平均分布から推測すれば日本人の平均年収額は約425万円だといわれています。そのあたりが平均ですから、男性や女性によっても差があったり、企業に勤める職業別で全く違う年収となります。

 

 

ここでの結論は、大企業という資本金額が10億円以上ある企業に勤めている人間のほうがより多くの賃金を得ていることがわかります。

 

 

 

日本人の産業別平均賃金・学歴別平均賃金

 

 

 

表2 企業規模・産業,学歴別月間現金給与額(平成30年)
(単位 1,000円)
企業規模・産業 中学卒 高校卒 高専・
短大卒
大学・
大学院卒
企業規模別
1,000人以上 356.7 383.5 386.8 482.0
100 ~ 999 294.6 318.6 337.8 407.3
10 ~ 99人 290.3 303.4 319.7 355.3
産業別
鉱業,採石業,砂利採取業 286.2 331.9 376.4 531.8
建設業 308.5 342.7 386.4 455.5
製造業 310.3 340.8 360.2 427.0
電気・ガス・熱供給・水道業 457.9 495.7 412.5 480.0
情報通信業 371.0 405.9 382.5 446.6
運輸業,郵便業 316.0 337.9 364.8 389.0
卸売業,小売業 299.9 323.3 349.6 410.1
金融業,保険業 361.7 412.0 417.6 519.0
不動産業,物品賃貸業 305.3 343.4 353.8 424.6
学術研究,専門・技術サービス業 328.4 381.8 381.1 479.0
宿泊業,飲食サービス業 276.7 294.9 304.9 337.8
生活関連サービス業,娯楽業 1) 290.5 293.0 316.1 355.8
教育,学習支援業 242.8 327.9 343.0 478.2
医療,福祉 230.6 271.0 311.0 463.4
複合サービス事業 310.7 355.2 339.8 341.3
サービス業(他に分類されないもの) 2) 261.7 287.8 313.6 346.6
企業規模別
1,000人以上 233.5 247.4 309.3 332.9
100 ~ 999 206.3 225.0 274.2 304.4
10 ~ 99人 187.6 212.7 247.6 276.5
産業別
鉱業,採石業,砂利採取業 196.0 239.6 290.5 391.8
建設業 218.5 237.4 265.3 296.5
製造業 190.9 220.7 255.5 304.3
電気・ガス・熱供給・水道業 224.1 347.9 351.7 316.1
情報通信業 283.2 280.7 306.8 347.4
運輸業,郵便業 223.4 227.8 278.1 297.0
卸売業,小売業 207.0 216.2 254.7 295.7
金融業,保険業 258.9 271.7 315.9 310.3
不動産業,物品賃貸業 222.5 240.4 275.3 286.6
学術研究,専門・技術サービス業 245.2 265.4 286.3 347.0
宿泊業,飲食サービス業 191.4 206.8 226.4 261.2
生活関連サービス業,娯楽業 1) 201.7 218.1 241.3 272.4
教育,学習支援業 244.4 262.0 264.0 369.7
医療,福祉 216.2 233.9 287.1 317.4
複合サービス事業 227.0 235.6 249.3 252.9
サービス業(他に分類されないもの) 2) 192.2 210.9 237.3 270.3
「賃金構造基本統計調査」による。調査対象:常用労働者10人以上の民営の事業所。常用労働者のうち一般労働者1人当たりの平均値。6月分として支給された現金給与額。(所得税,社会保険料などを控除する前の額,超過労働給与額を含む。) 1) 家事サービス業を除く。 2) 外国公務を除く。
資料 厚生労働省「賃金構造基本統計調査報告」※総務省統計局のデータを引用

 

ここでは、総務省統計局のデータを活用して労働者の産業別データと平均賃金の統計と学歴別の賃金の統計のデータを使用しました。

 

 

表2よりわかるのは、より高学歴な人のほうが高い賃金をもらうことは理解できますが、産業別にみても比較的高給を支払っている保険・金融業や医療福祉関連が比較的高給のように思われます。

 

 

こうしたことから働く職種によって賃金が全く変わるということは理解しておいたほうがいいでしょう。そのために大学で何を学んでどんな仕事に就くのかをあらかじめキャリアデザインしておくと一流企業に就職する目標ができ、賃金も高いですから一流のステータスを保つことができます。

 

 

逆に三流大学でも一流企業に勤めたら一流のステータスが手に入りますから、一流の人間になります。これは、どの大学を出たのか?という問題ではなく。

 

 

どのような企業でどのような仕事をしてきたのか?という過程が結果につながってくるのです。

 

 

 

※国税庁と統計局の表1・表2では、賃金データなどが違います。これは統計時にどのゆな対象者からどれだけ正確に情報を読み取れたかという統計学の根幹的な統計ベースが違うことが原因です。求める統計者が違えばデータも変わりますのでご了承ください。

 

 

 

 

一流大学卒業と三流企業就職のまとめ

 

 

私がここでお伝えしたかったのは、どんな学歴でも就く仕事で年収が違うし、低学歴でも高年収の人もたくさんいるということです。

 

 

一流大学を卒業した人は、一流企業に就職するチャンスが手に入ります。新卒採用の場合は、採用枠が大学別である程度決まっているからです。

 

 

新卒採用の場合は、背伸びしてでも一流企業に就職しましょう。特に四季報と呼ばれる株価のデータ本には、従業員の平均年収も記載されていますから、高いところがいいに決まっています。

 

 

高い給料をもらうということは、ハイステータスな暮らしが手に入るということです。今までの努力の結晶を決して無駄にしないためにも絶対一流企業に入りましょう!!

 

 

三流企業に入ったら年収もほとんど上がらずに低いままで一生が終わります。平均年収にも満たない低い年収で就職から定年まで過ごしたら、どれだけのチャンスを逃していくことやら後で気づくと思います。

 

 

まずは、若いうちは挑戦していきましょう。ここでは、一流大学の人が一流企業に勤めたら一流の生活ができるといっていますが、三流大学のFランク大学でも一流企業に勤めれば一流になります。

 

 

一流大学卒業者が三流企業に勤めれば三流の賃金しかもらえないから三流の人間になるということをお伝えしています。このようにならないためにも努力と情報収集は大切ですよ。

 

 

 

番外編

 

 

 

今、私がお話ししたのは、企業で勤める場合です。しかし、世の中にはたくさんの職業があります。特に建築関係や道路工事や電気工事や配管工事など職人と呼ばれる仕事もたくさんあります。

 

 

そのような仕事をしている人でも独立して一流企業並みのハイクラスな生活をしている人もゴマンといます。中学卒業という肩書でも人間性や運などで物凄く活躍している人もたくさんいることは覚えておきましょう。

 

 

そうした場合は、若いうちからずっと働いていますので社会に出ている早さが違う分、意外と侮ることができません。企業の成功者はやはりカリスマ性を持つことです。

 

そうした人も稀ですが、いることを念頭に人生を楽しく歩んでみると楽しいかもしれません。そのような人と接するときになぜ成功したのかがわかると思います。

 

 

 

 

サラリーマンは下積み時代が重要!コツコツ認められて初めて出世する。

 

「笑って人生」(グルメ・ニュース・イベント・旅行・スポーツ等の雑記ブログ)

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