質問編「退職してからの期間が長いのはなぜですか?」に対する模範解答です。基本的には仕事をし続けないと生活できなくなるのでブランクはなかなか開けずらいのですが、こうした人の場合は、就職活動や資格試験の勉強など面接官が納得できる理由を話しましょう!
「退職してからの期間が長いのはなぜですか?」
神楽 仁
社会人になってから働かない期間が長いということは、生活するための生活費がなくなるのでなかなかブランクを開けることは難しいのが大多数の人々でしょう。
中には、親と一緒に生活しているので生活費が必要ない人もいるかもしれません。しかし、やはり仕事人としての見方をされるならブランクはあまりよくないと思われることが大多数の意見です。
結婚で子育て期間が長かった。という話では理解もされますが、それ以外の場合は、学校に通ってやりたい仕事に就くために勉強した。
資格取得のために勉強していた。就職活動していた。という回答が模範的だといえます。
回答編1「退職してからの期間が長いのはなぜですか?」
鷹司 巫女
私は、転職に備えて3か月間ほど英会話学校に通っていました。また、職務経歴書には書いていませんが、その間は外国人向けのツアーガイドのアルバイトをしていました。ツアーガイドスタッフは、みなバイリンガルでこの仕事のおかげで英会話力が付いたと確信しています。前回のTOEICでは、スコアを250点あげて800点とることができました。
ポイント
ハル
長期間のアルバイトであれば記入しても構いません。アピール材料になるなら記載しておきましょう。
榊 龍人
仕事にブランクがあっても、今まで行ってきた努力や経緯を説明できれば好印象を持ってもらえます。
回答編2「退職してからの期間が長いのはなぜですか?」
蔵地 マイ
私は、就職活動をしていました。私の希望する総合職業務の求人は、少なくあってもかなりハイレベルな人材に限られておりました。現在までに3社を受けましたが、総合職経験が3年未満のためなのか採用には至りませんでした。御社の募集は業務拡大に伴うものと伺い、私にもチャンスがあると思い応募しました。
ポイント
宮司 崇
転職期間が長引いた理由を素直に述べましょう。正当な理由でしたら面接官も納得します。
大和 乙羽
なぜ応募したのかを理由と関連付けて説明すれば面接官としても好感をもてます。
退職期間が長い理由は、言いにくいですが嘘は言わないこと!!
須佐 可夢偉
履歴書を見ればブランクがあるのはすぐにわかります。またここだけの話ですが、健康保険などの履歴でも基本的にどの会社でどの期間年金(社会保険)を支払っているのか?ということが一昔前まではわかるようになっていました。
ですから、この質問の答えはきちんと用意しておくことが賢明です。仕事についていない期間を恥ずかしい、言いたくないと思う人はいますが、ごまかしがのちにわかるなら採用取り消しもありうることです。
履歴書や職務経歴書にうそを書くのはいけません。ただし、私もよくアドバイスするのですが、半年足らずで辞めた会社で話が違っていたりブラック企業過ぎて辞めてしまった。という話はよくあります。その場合は、個人的には書かなくてもいいと思っています。
ブランクがあっても通学・勉強・出産などは特に問題にはされません。
大和 乙羽
退職してからの期間が長いのはなぜですか?という質問には、本気で仕事をする気持ちがあるかどうかを確認しているのです。この期間に働いていなくてもやりたい勉強があって学校に行った。とりたい資格があってスクールに通った。出産や子育てのために離職した。などは正当な理由となり面接官もあまり気にしないでしょう。また病気だった場合でも全快したといえば問題ありません。
転職活動を続けていた場合
宮司 崇
転職活動を続けていた場合は、10社以上受けたがどこも受からなかった。という発言は人物像を見てもらう前に評価をかなり下げてしまいます。こうした場合は、希望職種が譲れずに募集企業を見つけることが難しかった。という言い方が正しい表現だといえます。
何もしていませんでしたという回答だけは言わないほうが身のためです。
蔵地 マイ
しばらく仕事をする気にならなかった。何もせずにのんびりしていました。という発言では仕事に対する姿勢を疑われます。こうした期間がある人もたくさんみえるみたいですが、この期間は有意義な時間を過ごしてきたと言う表現が正しい選択です。充電期間中だと思い、読書をしてネットスキルを磨いた。という表現くらいにしておきましょう。
面接官はここを見る!
榊 龍人
この期間は何をしてきたのだろう?という素朴な疑問だと思います。それぞれの人に理由があるはずですから、その理由を教えてくれればよいわけです。転職活動をしてきた人もいますし、自由な時間を使て好きなことに熱中した人もいるのでしょう。
ハル
転職活動をしている場合、3か月くらいなら仕方のない期間かもしれませんが、半年以上の転職活動は少し考えることもあります。転職活動期間中にどこにも評価されていないと思われます。また、転職活動以外では自分の時間を自由に使えるのですが、仕事に対する認識が甘い人では?と思われます。
→質問編「前職と違う職種・業界なのはなぜですか?」に対する回答事例!
→雑記ブログ「笑って人生」