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生命保険の代理店などの儲けのしくみ・無料相談の仕組みを一挙解説!

 

 

生命保険の代理店などの儲けのしくみ・無料相談の仕組みを一挙解説!今や街角で無料相談の保険屋さんがたくさんあります。気軽に相談できますが、無料というコストの罠にはまってしまい、結果有料だったということになってしまいます。保険業界の儲けの流れを解説しました。

 

 

Contents

生命保険は、日本で大人気?

 

 

 

生命保険文化センターという生命保険に関するデータの調査を行う会社があるのですが、その調査結果によれば、おおよそ80%から90%の日本人の方が、生命保険に加入しているというデータがあります。(表1)

 

 

これは、すべての取り扱う民間生命保険・かんぽ生命保険・JAが提供する生命保険・共済保険・生協保険など日本で販売されているすべての生命保険加入率になります。

 

 

これだけの多くの日本人が加入している生命保険ですが、万が一に備える場合がとても多く、その分野は多岐にわたっています。

 

 

 

日本人の生命保険加入率

 

 

(表1:日本人の生命保険加入率)

生命保険加入率(全保険含む)%
平成30 88.7
平成27 89.2
平成24 90.5
平成21 90.3
平成18 90.3

 

生命保険文化センター統計調査より作成

 

 

日本人の世代別生命保険加入率

 

 

これだけ多くの生命保険加入率ですが、世代別で見てもおおよその世代でほぼ生命保険に加入しています。(表2)

 

 

(表2:世代別生命保険の加入率)

平成18 平成21 平成24 平成27 平成30
29歳以下 76.8 71.6 76.6 77.5 79.2
30歳~39歳 93.6 89.3 91.3 90.0 87.7
40歳~49歳 94.2 94.6 93.7 93.3 92.9
50歳から59歳 95.0 95.0 95.9 94.5 93.8
60歳~69歳 90.9 93.8 92.1 91.2 90.8
70歳~79歳 83.2 82.0 85.9 84.5 85.4
80歳~89歳 55.3 64.4 66.1 69.8 73.2
90歳以上 36.4 72.7 55.6 52.2 71.4
全体 90.3 90.3 90.5 89.2 88.7

 

生命保険文化センター調査結果より作成

 

表2を見ても、働く世代と言われる20代から59歳までの世代で平成30年度で88.4%もの加入率を誇っています。今や同級生が保険会社に入社して生命保険を勧められることはありませんか?

 

 

学校卒業してすぐに保険に入る人も多いようです。それだけ備えあれば憂いなしという考え方なのでしょう。商品によっては良い保障など魅力的な物もあります。

 

 

こうした事情も踏まえて生命保険での無料相談所の儲けの仕組みなどについて考えていきます。

 

 

 

保険の代理店や見直し相談所などの無料相談所!

 

 

 

 

なぜ無料相談などをしている保険屋さんがつぶれないで営業しているか不思議に思ったことはありませんか?無料で相談して保障などのいい保険に入っただけなのに保険屋さんはそのまま営業を続けています。

 

 

最近では、大型ショッピングセンターなどにも無料保健相談窓口の看板がよく見られます。また、地下街を歩いていても賃料がかなり高いのですが相変わらず保険屋さんは営業しています。

 

 

このカラクリについて考えてみましょう。そもそも保険の販売の規制緩和が始まったのが1996年でした。それからというもの保険の販売は、銀行や証券会社でも販売されるようになりました。

 

 

その後も保険の拡販が続きます。今では20社以上もの保険会社と代理店契約を結んで新規に相談に来た顧客に保険を紹介するという新たなビジネスモデルが確立しました。

 

 

 

保険代理店・無料相談所の儲け

 

一般的に新規契約の場合の話ですが、保険の種類や保険会社によっても違いに多少ばらつきはあるようですが、例えば死亡保険に加入した場合、加入者の年間支払い保険料の40%から50%が保険会社から2年間バックされるようです。

 

 

この40%~50%という数字は、例えば死亡保険でも保険金額によって毎月支払い額は違いますが、月額5000円以上の支払いのものに加入した場合、年額6万円。2年間で12万円ですからこの半額の6万円が代理店にキャッシュバックされるといった仕組みです。

 

 

1人につきこの金額ですから、これを月に100人加入したと計算すれば、600万円ということになります。これをコンスタントに2年間続ければ毎月600万円の売り上げが成立するのです。

 

 

さらに3年目にはキャッシュバックの利率が10%くらいになる仕組みのようですから、一度つかんだ顧客に3年目のタイミングで新たな新規の保険に加入してもらえば、さらに2年間は40%から50%のキャッシュバックが見込めます。

 

 

こうした顧客の囲い込みこそが保険代理店のうまみとも言えます。中身を知ればなるほどこれくらいだったら充分に経営が成り立つとご理解いただけましたか?

 

 

しかし、顧客を次々に獲得していくために新規契約を確保し続けなければなりませんから、営業マンにとってはノルマというプレッシャーもあるはずです。

 

 

 

保険代理店・無料保険相談などのお店

  • 新規契約の場合、2年間は顧客支払い年間保険料の40%~50%のマージンを保険会社からもらえる。
  • 3年目以降は10%に利益が激減する。
  • 常に新規契約をとり続ける必要がある。
  • 営業マンの話術や販売施策によって売れ方も違う

 

 

 

ポイント

販売手数料名目で年間保険料の40%から50%が販売店への利益!!

 

 

 

MDRTと呼ばれる成績優秀者なら同じくらいマージンがもらえる?

 

 

 

 

Million Dollar Round Table(MDRT)と呼ばれる組織があるのは御存じでしたか?

 

これは、全世界の生命保険営業職のトップクラスのメンバーで毎年構成され、本部は米国にあります。

 

そのメンバーは、相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、顧客のための最善の商品(プラン)・知識・情報等を提供する組織です。

 

 

 

これくらいの保険営業マンクラスになれば、代理店と同じくらいの能力を持つ人もいますので、自分で獲得した顧客の保険契約の年間額の40%~50%を2年間は、給料として受け取っている人もいます。

 

 

先に述べた代理店とほぼ同じですが、その能力は代理店並み?とよばれるほど凄腕の営業マンです。保険の新規契約をとることにたけた人ですから、話術やお話もやはりそれなりの面白さと自信があります。一度は、このような人ともかかわってみると参考になると思います。

 

 

MDRT

各会社でも保険販売成績が優秀な営業マンだけが入れる組織があります。MDRTと呼ばれる営業マンはとにかく人間性に魅力があふれる人が多い!!一度は出会ってお話ししてみよう!!

 

 

 

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