ファイナンシャルプランナーの資格の種類を一挙解説！理想は１級？

ファイナンシャルプランナーの資格の種類を一挙解説！理想は１級？ですが、２級、３級とあります。加えて民間資格のAFPと呼ばれるものや国際ライセンスと呼ばれるCFPと呼ばれる呼称のものもあります。１級から３級までれっきとした国家資格です。

ファイナンシャルプランナーの資格の種類

神楽　仁

ファイナンシャルプランナーの資格の種類は、最高位が１級、次に２級、３級とあります。その他にもAFPと呼ばれる民間資格やCFPと呼ばれる国際ライセンス資格などもあります。基本的には国内の国家資格では３級、２級、１級の３つがファイナンシャルプランナーの国家資格と呼ばれています。では次に下の表１でその資格の解説をします。

ファイナンシャルプランナーの国家資格

表１：ファイナンシャルプランナーの資格の種類

※１：所定の認定研修受講修了者

※２：AFP認定者でCFP資格審査試験で６科目に合格した後に所定の認定研修や実務経験を得たのちに取得

ファイナンシャルプランナーの３級

鷹司　巫女

ライフプランニング・リスク管理・金融資産・タックスプランニング・不動産・相続・事業承継に関する６分野の知識の基礎的な部分の問題が出題されます。こうした知識の初歩的なものが身につきます。生活でも役に立つ知識がたくさんありますので学んでおいて損はないといえます。

表１のファイナンシャルプランナー１級・２級・３級は国家資格です。日本でいるうちは名称独占資格として利用できますので関連する業務の方々に広く受験されており、活用されています。

ハル

榊　龍人

受験資格は、だれでも受験可能です。決まりとしては、FP業務に従事しているもの、従事しようとしているものとされています。学生から主婦まで最近では幅広く受験されているようです。お金に関する基礎が身につく資格です。

ファイナンシャルプランナー２級

蔵地　マイ

受験資格は、実務経験２年以上か３級合格者もしくは、日本FP協会認定のAFP研修を修了した者、金融渉外技能審査３級の合格者とされています。ファイナンシャルプランナー３級試験よりもぐっと踏み込んで専門的な知識を要するレベルになります。一般的にプロの保険屋さん、証券マン、など業務で活躍されているプロレベルの資格といえます。難易度も３級に比べるとあがります。

学科試験と実技試験があります。実技試験は、個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務・資産設計提案業務の中から１つを選択して受験します。幅広く生活の知識を学びますが３級のレベルよりもう一歩詳しく学ぶ感じです。実技では計算問題もありますから３級のものとはレベルが少し違ってきます。

宮司　崇

大和　乙羽

間違いなく仕事でつかえるレベルですからプロのファイナンシャルプランナーとしてしっかりとお話しできることが可能なレベルだといえます。

ファイナンシャルプランナー１級

須佐　可夢偉

受験資格は、２級合格者で実務経験が１年以上の人。FP業務に従事して５年以上の経験を有する人。金融渉外技能審査２級のもので実務経験が１年以上の人が受験可能です。１級は学科でもかなりの難関のようです。ファイナンシャルプランナー業務を極めたい方の資格といえます。２級よりも一段上のプロレベルの細かい知識が要求されてきます。それぞれの分野の専門知識を有する人のレベルになってきます。

学科試験は合格率が１０％台となかなかの難関な資格試験といえます。取得しておれば本格的なプロとして細かい知識を生かして業務に役立てることができます。

鷹司　巫女

AFP民間資格

ハル

AFPは、２級ファイナンシャルプランナー技能士に合格しておれば所定の研修を修了すれば取得することができます。日本FP協会が主催する民間の資格になります。ただ資格維持のための勉強などFPとして恥ずかしくないレベルを維持するための工夫がされている資格です。資格更新が義務付けられているのでレベルを落としたくない方には最適とも言えます。２級ファイナンシャルプランナー技能士と比較しても資格維持の観点から言えば上位の資格といっても過言ではないでしょう。

AFPとは？「日本FP協会」

CFP国際ライセンス

榊　龍人

CFPは、資格審査試験に合格しCFPエントリー研修を受講し、修了する３年間の実務経験を有し、登録申請をしたのちに登録された人となります。２級ファイナンシャルプランナー技能士を取得後、AFP登録をしてからCFP登録となります。実務経験を有する国際認定資格ですのでFPの頂点に君臨する資格として重宝されています。

CFPに関する参考「日本FP協会」

→ファイナンシャルプランナーとは？資格や仕事の内容を解説します！

→雑記ブログ「笑って人生」