解雇（懲戒・普通・整理）された場合の失業保険や退職金を考察！

解雇（懲戒・普通・整理）された場合の失業保険や退職金を考察！一般に解雇の種類は3通りあります。それぞれのケースによって解雇後の権利である失業保険や退職金などのもらえるケースをわかりやすく表を用いてみてみましょう。もっとも損は懲戒解雇です！

解雇されたら退職金はどうなる？

神楽　仁

ここでは、解雇された場合の退職金や失業保険がどのようにしてもらうことができるのか？またその期間はどのくらいなのか？厚生労働省のホームページにある失業保険に関する事項などを参照して述べています。解雇には、普通解雇・整理解雇・懲戒解雇があります。（この種類は述べていますのでリンクを張っておきますのでそちらを参照してください。）こうした解雇の種類によって損するのか得をするのかを見てみましょう。

退職金の性質について

鷹司　巫女

退職金は基本的にあなたと会社の関係がなくなるときに支払われる１つの手当だと思ったほうがよいです。退職金自体の支払い義務は法律では定められていません。あなたが務めている会社の就業規則に規定がある場合や労働組合を持つ企業の労働協定で規定されている場合に初めて退職金を受け取る権利が発生するというわけです。

表１：退職金・賞与・給与の支払い義務について

解雇の種類と失業保険や退職金の給付条件

表２：解雇の種類と解雇後の権利の早見表

※懲戒解雇の場合の解雇予告手当等は、労働基準局の認定が必要となりますので一応もらえないとしておきました。

ハル

就業規則で退職金の支払いが規定されている場合は、判例などから退職金は給与の後払いという判断をしているようです。こうした場合では、懲戒解雇者でも請求できることになりますが、一般的な会社では減額されるケースが多いようです。

榊　龍人

やはり解雇の種類によっても差が大きいですね？懲戒解雇って一番重い辞め方ですからそれなりに会社に被害を与えたり社会的に問題になる行為をした場合などの場合に懲戒解雇が言い渡されるようです。こうした場合、次の就職先も見つけずらくなりますから、懲戒解雇だけは避けたいものですね？

→パートタイム・アルバイト雇用は、労働者！立派な雇用保険も適用？

→雑記ブログ「笑って人生」