サラリーマンは下積み時代が重要!コツコツ認められて初めて出世する。サラリーマンとして働くなら10年くらいの下積時代も重要!大手の幹部コースなら3年くらいから徐々に裁量をゆだねられる。高給取りになるということは、仕事を任せられるということです。
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サラリーマンの下積み時代は重要です!仕事を任せられて一人前!
サラリーマンといえば、日本国民のほぼ全員がサラリーマンになる宿命を背負っているといってもいいです。それは、企業や自営業に独立開業者の数は、圧倒的に少ないからです。
表1:日本の上場企業数
一部 | 二部 | マザーズ | JASDAQスタンダード | JASDAQグロース | TOKYO PRO MARKET | 合計 |
2,184 | 478 | 339 | 666 | 37 | 41 | 3,745 |
※2020年12月18日時点での上場企業数です。
表1より、日本の上場企業数は1部が2,184社、2部が478社、マザーズが339社、JASDAQスタンダードが666社、JASDAQグロースが37社、TOKYO PRO MARKETが41社と合計3,745社しかありません。
この上場企業という考え方は、一般に簡単に言えば、大企業などの安定している企業だといえます。特に1部の場合は2,184社しかありません。
上場基準を満たして上場している企業は、ある程度は信頼できるといっても過言ではないです。それは、組織がしっかりして、部門ごとに機能がしっかりと運営されている証拠にもなります。
ただ、ブラック企業という言葉をよく聞きますが、ここではあえて、一流企業のその部門の担当者がモラルがなかったために、また自分の出世をしたいために悪事に手を染め従業員をこき使ったり、違法行為を従業員に対して行う従業員の責任者と考えています。
こうした一部例外的な案件はありますが、企業として立派に存在するためにあらゆる基準を満たしているのが上場企業といえます。
それで私が最初に就職をおすすめするのが6大企業グループや新興企業グループなどを推し、可能性があるならマザーズやJASDAQなどに上場しているベンチャー企業も狙い目であるといっています。
中小企業や零歳企業・個人企業では経営が安定しない
多くの上場企業は、日本のキャッシュフローの7割以上を占めていると考えている私は、残りの3割近くのお金の稼ぎをする中小企業や零歳企業・個人経営者に農商工業者など日本を代表する経営者群です。
しかし、多くの場合、経営が必ずしも安定するとは限りません。日本では、1%にも満たない大企業数ですが、99%の中小企業の儲けよりもはるかに稼いでいるといっても過言ではないのです。それは、歴史にも関係しますが、財閥企業などの発展過程が今日の日本の産業構造を支配してしまったからだといえます。
これは、戦後の財閥解体などを一時はしましたが、急加速で財閥が再編され、今日のような産業構造になったといえます。詳しくは、専門書でも参考になさると面白いと思います。
さて、話は戻りますが、こうした日本の産業構造のなか中小企業は生き残りで必死です。中小企業でもピンからキリまであります。資本金が10億円以上の中小企業や6大企業グループの子会社の中小企業は、いったん大企業グループに含めるとしても、単体で巨額な利益を上げることができている中小企業はある一定のニッチ市場を独占している企業が多いです。
それ以外は、景気や大企業の需要と供給に左右され、買いたたかれるといった弱い立場の場合が多いです。これを読んだ読者の方で今から就職をする人たちは、是非、あきらめずに大企業に勤めることを勧めます。
サラリーマンでもコツコツ派は認められて出世する!
さて、本題に入りますが、サラリーマンでもやはり下積み時代はとても大切な要素です。新卒で企業に入社して3年目くらいまではいろいろな仕事を覚えさせられます。
その間に大企業の場合、おおよそ3年くらいで主任、5年くらいで係長、8年から12年くらいで課長代理、12年から20年で課長、20年以上で部長、事業本部長、取締役などと出世していきます。
特にスピードが速いのが、東大や京大などの出身者ならこのスピードよりもさらに速い場合があります。
しかし、どんなに優秀な大学をでていても最初の下積み時代に仲間から信頼されなかったり、上司から仕事を任せてもらえなかったりすればこの限りではなく、万年ヒラ社員という方もいます。
ですが、財閥企業の場合、ヒラ社員でもかなりの高額年収をいただけるのはとてもいいことだといえます。まずは、仲間に安心して一緒に仕事を行える人が、着実に実績を重ね出世していくというのが日本の年功序列の実態です。とにかく、一歩一歩着実に前進すれば出世の道は見えてきます!!
出世すれば高給になる。
なぜ出世する必要があるのか?答えは、賃金が上昇するからです。
サラリーマンの宿命は、安月給で働かされるということです。しかし、コツコツ出世をしていき管理職になれば、企業の労働者を管理する立場ですから、会社の利益をある一定額、分けてもらいやすくなります。
つまり、ボーナスなどの報酬が一般サラリーマンよりも確実に良くなります。例えば、大企業の話ですが、平社員でボーナス支給が60万円程度だった社員が、課長などに昇進していたならボーナスは100万円以上もらえることは多いです。
それだけの評価をしてもらえるのが大企業なのです。さらに出世し続ければ役員クラスになって初めて年収2000万円台が見えてくる場合が多いです。
ここまで上り詰めれば、会社を運営している支配者層になっているわけですから、業績がいい場合には、報酬もそれだけ多くなります。こうした関係で日本のサラリーマンは出世を望む人が多いのです。
ですが、とんとん拍子に登っていく人は、最初から新卒採用でずっと同じ会社にいる人のほうが昇進する確率は大きいです。
逆に、依然として大企業の中途入社組からの管理職までの到達は、ヘッドハンティングなどを経由して実績を残した人など限られてくるのも事実です。企業運営にかかわって初めて高給が見えてくるのです!!
大企業の場合、平社員でも給料待遇はいいほうですが、出世すれば周りがうらやむ収入が見えてくる!!
高卒や高専組でも労働組合活動を通して出世する道はある
大企業などは、新卒の幹部採用かその部門のヘッドハンティング入社など出世を期待できる人は、ある程度絞られています。
しかし、稀に高卒の人や現場主任者でも出世して課長などに上り詰める人もいます。(大企業の課長といったらかなり待遇は良いですからここまで行っても成功といえるでしょう。)
こうした場合、労働組合での活動などが大きく影響したり、管理能力を高く評価されるとその部署の所属長や周りの人に認められて仕事を任されるようになります。そうすればしめたもの。役員までは難しいかもしれませんが、出世コースにのって自分の手法で仕事ができるのです。
つまり、高卒でも周りからの引き立てがあれば十分出世できる可能性はあります。ですから、最初に入社するなら大企業に入社して一生懸命仕事をしてみれば運よくひきたてにあうケースもあるのです!!
新卒採用でも課長まで登れない人もいるなかでそこまで行ける人はやはり「人間性」、「頭の良さ」が顕著だといえます。大学を出ていないからという概念は持たずに一生懸命仕事に精を出しましょう!!
学歴は関係あるが、企業に入社してからの会社への貢献度が高い人の場合、会社側は、貢献度の高い人に仕事を任してくれる。そうすれば出世の道はみえてきて、収入もアップします。
大企業で人事システムがしっかりしている場合は、出世は高給の近道です。しかし、中小企業のブラック企業に入社したなら出世してもタダ働きさせられる場合も多いことは頭に入れておきましょう!
→営業で転職を考える?取扱商品や営業方法を見極めるのは重要!!