職務経歴書の書式方式は2つ!編年体方式かキャリア式で記入する!編年体式は、年月を見出しにして現在までを書く方法です。一方、キャリア式は、職務分野別にブロックに分けて書きていく方式です。業種や職種によって最適な方式を選択して記入しましょう。
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職務経歴書の書式
1つは、編年体式と呼ばれる入社してから現在までを書きだす方法です。 そしてキャリア式と呼ばれるものです。 キャリア式は、技術職やプロジェクト職の方に重宝される書き方です。 こうした書式を選択して相手に伝わりやすい職務経歴書を作成していきましょう。 一番最初の相手方への挨拶が書類となりますので、正しく正確に記入しましょう!
編年体式の職務経歴書記載方法
職種などを問わない一般的な書式であるといえます。 特に第2新卒くらいの経験値が浅い人には有効的な書式だといえます。
例えば営業なら営業成績を!販売職なら販売実績を項目をたてて整理するとわかりやすくなります。
編年体式の書式例
○○○○年4月 株式会社Sバンク入社
接客研修および販売研修を本社東京で約3か月間の新入社員研修を受ける。
○○○○年7月 東京本社営業部新宿営業所に配属される。
法人向けITソリューション営業を行う。担当企業は20社。
○○○○年12月 営業実績:売上高3300万円。前年度比予算達成比率150%で営業本部長賞を受賞する。
新宿営業所で3位の成績。全国でトップ20入り
編年体式の書くポイント
どんな案件の? どの部分に? どんな役割で参画したのか? 誰とどんな道具(使用機器・使用ソフト・開発言語等)を使ってどんな実績を残したかを記入する。
経験が浅い人は、別項目をたててアピールする。 印象深いエピソードや転職への決意、仕事で成長したことなど実績以外でもアピールできる要素があるのであれば自己PRをしましょう!
キャリア式の職務経歴書記載方法
技術職や総務職などの同時進行で複数の業務に携わることの多い職種に向いている書き方です。 職種別・仕事内容・プロジェクト単位にわけて内容・期間・人数・役割などを記載していきます。 ただそれだけでは入社後の流れがわかりずらくなる場合もあるために編年体式での年月を併用して効率よく記載することも求められる書き方です。
キャリア式の書式例
○○○○年6月~○○○○年3月
法人向けの輸送管理システム開発プロジェクトメンバーとして参加(メンバー50名)
担当:輸送管理システムの基本設計・詳細設計・開発・テスト
使用機器:××製システム8500
使用言語:C++
修得知識:開発工程の知識、システム全体のコーデイングに関する詳細な仕事の進め方や実践ノウハウ。
○○○○年4月~○○○○年10月
医療機器診断装置のシステム設計および開発プロジェクトメンバーとして参加(メンバー9名)
キャリア式の書くポイント
業務内容・事業規模・参加人数・役割を明記して仕事の内容が一目でわかるようにする。
メンバーや役割を明記することで能力や技術力をより具体的に表現できる。
使用機器・使用ソフト・開発言語・取得資格・表彰経験・取得特許などは、別項目で記載しましょう!!
→職務経歴書に記述する方法!項目別に分けて書く。簡潔にわかりやすく!