有給休暇の支給日数一覧表!アルバイトでも一定の要件で支給されます!労働基準法第39条より、同じ会社に6か月以上勤務し、全労働日の8割以上出勤している場合は有給休暇が付与されます。正社員やアルバイトの区別はありませんので確認しましょう!!
有給休暇は正社員・アルバイトにも一定条件で付与されます!!
神楽 仁
労働者は法律で守られています。その代表的な法律が労働基準法です。この第39条には、業態、業種にかかわらず、また、正社員パートタイム労働者の区分なく、一定の要件を満たしたすべての労働者に対して、年次有給休暇を与えなければなりません。と規定されています。ですからパートやアルバイトでも以下の条件を満たせば有給休暇がもらえるのです。
その内容は、年次有給休暇の発生条件は、雇い入れの日から6か月継続勤務+全労働日数の8割以上出勤していることです。
鷹司 巫女
ハル
アルバイトやパートだからといって遠慮はしないで取得日になったら上司に報告して有給休暇を申請しましょう。特に小さな個人経営の飲食店ではうちはやっていないというかもしれませんから、明らかな法令違反です。そうした場合は労働基準監督署に報告しましょう。
多くの飲食店など個人経営のお店では法令がきちんと順守されていることはありません。組織がしっかりとする前の状態ですので日銭を稼ぐことで精いっぱいで目の前の法令は無視する傾向が強いです。しかし、起業して経営者として表立って商売をしているのですから法令順守していることが大前提なのです。
榊 龍人
蔵地 マイ
有給休暇だけではありません。雇用保険や労災保険などの手続きも本来ならしなければならないのです。そうしたことを厳かにしている場合がおおいですから、きちんと権利は伝えておきましょう。解決はしないと思うので、労働基準監督署に報告しておきましょう。
飲食店や居酒屋のアルバイト店員がなぜ多いのか?それは煩雑な雇用保険の手続きや有給休暇など法令で定められていることを企業側が省きたいからです。そうする分、利益に回したいのです。大学生だったら特に文句もいいませんよね?そうした利用される人間ではなく、権利を主張できるような人間になっていきましょう!!
宮司 崇
大和 乙羽
さて、話は戻りますが、有給休暇がパッと見てわかるように一覧表を作成しました。これを参考に有給休暇をもらえるタイミングなどを覚えておくといいでしょう。
有給休暇の付与日数早見表
表1:有給休暇日数早見表
勤続年数 |
付与日数 |
6か月未満 |
なし |
6か月以上1年6か月未満 |
10日 |
1年6か月以上2年6か月未満 |
11日 |
2年6か月以上3年6か月未満 |
12日 |
3年6か月以上4年6か月未満 |
14日 |
4年6か月以上5年6か月未満 |
16日 |
5年6か月以上6年6か月未満 |
18日 |
6年6か月以上 |
20日 |
※厚生労働省「リーフレットシリーズ第39条」を参考
須佐 可夢偉
有給休暇がもらえるのは在職中のみです。辞めてからは基本的に使えませんので有給休暇を消化してから離職しましょう!!
→雇用保険(失業保険)の基本手当の給付日数の早見表!働いた期間で違う!
→雑記ブログ「笑って人生」